仕事で自由を得る

お金が稼げると自由に自分らしく生きれるのでしょうか。そもそも自由な状態は人によって大きく差があります。あなたにとっての自由とは何でしょう。

目次

自由でありたいという思い

うまくいっても自由になれなかった時代

何をもって「自由」とするかには個人差があると思います。私はなんのために働いているのかを考えた時、いつも上位にあがってくるのは「自由でありたい」という思いでした。

私にとっての自由とは、選択の自由、時間の自由、場所の自由。細かく言えば切りなくありますが、この3つは常に願ったことでした。

仕事は収入的に上手くいっていても、いつも何かに追われている自分に満足できていなかったのをハッキリ覚えています。
みなさんはどうでしょう。

当時の私は、働くという事はイコール自由でない、ねばならぬ事をしなければ成り立たないと思い込んでいました。今から思えば観念のようなものがあり、人に対して少々上から目線でジャッジしていたかも知れません。

でも今、この3つの自由は簡単に叶えられる時代になりました。大変な変化の時ですが、必要なことを理解していたら、世の中も自分も良い方向に向かっていると思えます。

自分が本当に望んでいたことが分からなかった

何のために働いているのかを考えても、答えがスッキリせず、自分の中で適当に折り合いをつけて、「そんなことを言っても働く以外にないのだから、、」と、常に答えを出すことを棚にあげていたと記憶しています。忙しさを理由にしていましたし、それは自分の本心を見るのが少し面倒で逃げていたのかも知れません。自分の本当の望みを確認してしまうと、そちらを選択し行動に移さないとならなくなるからです。

そうして毎日忙しくしていた自分は、無意識に責任ある仕事をすることと自由のなさを結び付けて、それが大人としての務めだとか、起業したのだから当たり前だというように、納得させていました。その頃は毎日鎧を着て仕事に向かうことに、ある意味満足もしていたと思います。

ですが、今思うと、仕事をすればするほど、本当の自分が望んでいる自由とは距離が出来ていきました。そして、ある時「本当にこのままの仕事でいいのか」と本格的に自分と向き合う覚悟をし、一から見直していった。あの時期がとても大事な変化の始まりだったと思います。自由でありたいと本心から思うようになったスタートでした。

自由を得るのは難しくないけれど、簡単じゃない

実は小さなことが大切だった「自分の自由」

私は美容の仕事からスタートし、かれこれ40年になります。本業が美容、そして18年くらい前から自然発生したライフコーチングの仕事が、学びの深さと経験と共に少しづつ増え、当時副業だったライフコーチの仕事が今では本業になっています。
副業を本業にすると決断した理由は幾つかありますが、一番は本当の自分が望んでいた仕事だからです。そして二番目に、自由があることでした。

自由と言うと、とても大きな広がりを想像しますが、経験から、実は小さな自由の集まりが大きな自由になっていくものだと考えています。

例えば、当時美容の仕事がメインだった私は常に「日焼けしてはいけない」というのがあって、大好きなハワイに行っても夕方陽が沈む頃に泳いだり、常に紫外線を気にしていました。もちろん紫外線が肌に与える影響は大きいのですが、かといってもっと自由でいたいという気持ちは常にありました。取引先とのやりとりもあり、日に焼けることは許されないと、自分で決めたいたと思います。

その後、美容の仕事のやり方が変化し(自分の選択の連続によるもの)、ライフコーチを本業にしている今、そういった自分が作っていた観念は全くなくなり、気を付けながら、又日焼け後のケアーをしながら、昼間しっかり泳いだり炎天下にお散歩やトレッキングをしています。歩きながら今も思うのです「自由ってなんて素敵なんだろう」と。そういった小さなことがどんどん増えていき、今では海外にいても80%くらいは仕事ができますし、自分の好きなことを諦めることなく、バランスを取って、仕事からも自由を得ています。

小さな一つ一つの選択をする時に、自由を選ぶというのは難しいことではありませんが、周りを見たり、他者の印象を気にしたり、お金に縛られてしまうと、その選択の一歩目は簡単ではないと思っています。そこで得られた自由を考えたら、心から一歩を踏み出してよかったと思うと同時に更に自由は増え続けるのではないかと思います。

自由を得ての変化

こうして自由を得て変わったことは、比例してどんどん自分らしく生きれるようになったということ。自分らしく生きようと思っても、何が自分らしさなのか分からない人が多いですが、ぜひ仕事を通して自由を選択することを考えてみてください。

自由であるというのはなれてない人にとってはそんなに楽なことではないのですが、自分に対して本当の意味で責任を取っている状態です。

ですから、自由の中で自分の在り方や好み展望などなど、考えずとも自然と想いが湧いてくるのです。仕事に関しても、言われたからやるのではなく、やらなくてはならないからやるのでもなく、やりたいからやる。本当にそういう選択が出来るようになっていきました。

そしてもう一つ大きな変化は、周りにいる人の変化。集まってくる人の変化です。

本来求めていた自由が少しづつ手に入ると、私はおおらかになっていきました。仕事の上でも、何がどうでも心に余裕があり、そうすると周りの人との関りもとても心地よいものになりましたし、集まってくる人達とはすぐに考えに共感し合えたり、心を通わせるような関係になれました。これはプライベートと仕事の区別なく、起こった変化なので、以来私の人との係わり方はとてもシンプルで、人間関係においても自由になりました。

最初の自由を選択してから、仕事であっても、自分を解放した中でする仕事は心から楽しめると思っています。

自由の中で自分を活かす仕事

つながり

「つながり」というと、柔らかいイメージがありますね。時には厳しい仕事の世界でも、人と人がつながる「つながり」の中で自分を活かすことが出来ると、心はとても解放されます。

コロナの問題が起こって以来、時間が出来たこともあり、自分にとっての仕事がこれでいいのだろうかと考えたり、変化したい、自分らしく働きたい、と考える人が増えました。私はとても良いことだと思っています。

自分らしく働くことは自分らしく生きる事に直結しますね。

考えてみれば、一日の多くの時間を仕事に費やしているのですから、仕事で自分の自由を感じる事が出来ると、プライベートも充実していくのではないでしょうか。

それは、お金だけの問題ではなく、自分で自分を奴隷にしてしまうような働き方ではなく、お金の奴隷になるような働き方ではなく、もっともっと自分の創りたいものを創造していくような働き方から、更なる自由を得られると実感しています。

このWebサイトは『Women’stage』。

正にもっと自由にもっと共に創造していける女性達の舞台という意味で名付けたものです。仕事を通して、自分がより良くなることで、みんなが良くなり、それが次世代の人達に繋がっていく事に共感して頂けることがとても嬉しいです。
多くの皆様とお会いしたい。
そう願っています。

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