仕事を楽しむ

仕事を楽しんでいる人がしていること
職業に関係なく、どんな職場でも仕事を楽しんでいる人がいます。

そういう人、時々見かけませんか?
例えば、コンビニのパートで働く人が、ものすごくいきいきと接客している。

又、宅配便のドライバーさんが、テンポよく感じよい対応で荷物を運んでくれ、一言「いつもありが
とうございます」なんて言ってくれる。

そういう人からサービスを受けると、こちらはとても気持ちよくなります。

そういう人達には共通点があって、当たり前の事をしているようで、誰にもできる事を丁寧にやっ
ているのを見かけると、
「自分も見習おう」
と思ったりします。

  • その仕事が好き
  • 簡単な事でも、その人なりの目標がある
  • 主体的に仕事をしている
  • 仕事に対してプライドを持っている
  • 忙しくても、時間や仕事に追われていない
  • 人間関係が良好
  • オンオフを切り替え、プライベートも大切することを当たり前にやっている
  • 自分のスキルを上げることに、努力している

こんなことが、共通して見られるのです。
ですから、どんなに忙しくても、相手に与える印象に重さや大変さがない。
結果、軽やかに売れてしまう。
自分でも負担なく楽しみながら仕事ができるサイクルを作れているので、
ストレスがない又は少ない。

私なりに考えてみると、ベクトルが向かう先に共通点があるように思います。
仕事を楽しんでいる人達は、自分だけの仕事で完結していない。
つまり、ベクトルは常に、相手に向かっている。
自分がやっていることで、相手が喜ぶとか満足してくれるとか、そういったことに焦点を当てて、そ
こに自分の満足を見出している。
結果として、お客様は爽やかに未来に夢を抱いて買いたくなるというような。
売っているその人も、売っている意識はあまりなく、相手が喜ぶことや相手のプラスになることを考えていたら喜んでもらえた上に、商品も売れて喜びをもらえたというような感じなのではないかなと思います。
商品を売りに行くのではなくて、今目の前にいる人が求めていることに対して、自分に何ができるのかを、当たり前に考えているということですね。
仕事を楽しむのが上手だなぁ~と、そういう方をお見掛けすると嬉しくなります。

目次

何をするかより、何をしないか

働くことを楽しむには、やるべきことをやって、それに対してプラスの反応があり、
前に進んでいるという現実があることが大切ですね。
どんなに良いサービスを提供しても、存続できなければ継続してサービスを提供することができ
なくなります。
・何をすべきなのか
・何をしているのか
・何をしないのか
ビジネスは、稼ぐことが出来てはじめて仕事だと思います。
それが出来ていないと、例え好きな事であっても、楽しさは薄くなっていきます。
稼ぐためにどうすればいいか、という事ですが、
『やらないことを決められないと一流にはなれない』と聞いたことがあります。
遊びと違い、やっているだけでは楽しめない。
やることは常に、良くも悪くも成果と繋がっています。
仕事を楽しむうえで成果を上げることは必須ですから、仕事を楽しむためにも、成果を出すという
事をもっと意識しても良いかも知れません。
好きな事を仕事にしている中でも、
「この仕事、やるかやらないか」を選択する機会は多々あります。
何を基準にやると決めるのか、そこにも個人差があると思います。
いい人になってしまい、断ることが出来ず利益が出ないとか、
最初の段階での話と違ってきても、それが言えず結果的に損をしてしまう事もあります。
これはビジネスでの人間関係においてもマイナスでよね。
関係を良いものにしていくためにも、出来ない事ややりたくない事をやらないと決めるのは大事な
事。
友達とビジネスをするのは難しいというのは、こういう点で
「言いにくい」
「断りにくい」
と言うのがあると思いますが、友人であっても、契約書を交わすなど、トラブルを避ける方法を
とっておくのも1つですね。
私にもこういう経験が数々あります。
最初の段階では話が盛り上がり、全てが順調ですが、進まなくなってきた時に、責任の所在が
はっきりしないと、こちらが考えていることと相手が考えていることにズレができます。
相手も思い込んでいる部分があるので、伝えられていないことを、伝えたつもりになっているとい
う事もあるでしょう。
特に金銭の問題は、こじれる可能性が大きいです。経費のバランスなど、しっかり契約書を交わ
しておかないと、結果的にその仕事をしなかった方が良かったということにもなりかねません。
そういうことが起きた時、私は自分のビジネスに対しての考えの甘さを確認しました。
そして、何のために契約書を交わすのかも理解しました。
ですから、学び代として考え、その仕事はやり切りましたが、今考えると、どこかで「やめる」という
選択肢もあったのではないかと思います。
やらないと決める
やめると決める
には勇気がいりますが、仕事を楽しむには、人との関係も大事ですし、利益を上げていくことも大
事ですから、必要な時には、やらない選択、やめる選択ができる自分でいたいものです。

チャレンジと自己投資

ビジネスをしていると、時間の管理をしていかないと、一日がいつ始まって、いつ終わるのか定か
でないような、夢中で働いている自分に気づくことがあります。

特に好きな仕事をしている人は、もう、時間なんて頭になくなってしまうくらい、自分が盛り上がってしまう事もありますね。

苦しさも楽しいから、何も考えずにとにかく働いてしまうという状態。

でも、少し立ち止まって考えると、次のステップに行くためには新しいことにチャレンジしたり、既存のサービスに手を入れる事も必要です。

仕事が上手く行っている時は忙しくもあり、忘れてしまうのがチャレンジすることや自分に投資して学んでいくことです。

世の中の流れが速い今、新しいことが次々世に出て来ます。そして、今までどれだけ学んできても、チャレンジしてきても、世の中、知らないことだらけです。

自分が知っていることは、ほんのわずかな事だけ。

スキル面、マインド面、どんな学びでも、興味が湧いたことや、そこが自分に欠けていると感じることは、自己投資して学んでいくべきだと思います。この学びを止めてしまうと、チャレンジしたい事が頭に浮かびにくくなり、習慣化されたことを繰り返している状態になりがちですよね。

楽しく働くには、新しいことにワクワクしてチャレンジしたり学んだりすることも、大きく影響していると思いますし、仕事を前に進めていくには常にチャレンジが必要でしょう。

自己投資して効率的に学び、新しいことにチャレンジすると

  • 課題や問題に対して柔軟な気持ちが持てる
  • 新しい人たちと関りが持てる

そして、そういったチャレンジや学びを通して、仕事に遣り甲斐を持るようになる。
遣り甲斐のある仕事を楽しめるというわけです。
自分でビジネスをしていると、楽しく働けるかどうかは成果と関りがあります。
常に仕事を楽しめる状態にしておくことは、大切だと思います。チャレンジしたことの評価を得て、ビジネス上でも支え合う関係を築ける。
それが、信頼し合えるチームが出来る最初のステップかも知れません。

仕事を楽しめていない人の特徴も書いておきます。

  • 他人と比べる
  • 人間関係を築くのが苦手
  • 分不相応な大きな目標や遣り甲斐を求めている

皆さんの現状はどうですか?

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