未来

目次

これからのビジネス

明るいニュースが少ない今日この頃の世界情勢ですが、インターネットがこれだけ普及した今、
世界の動きはすぐに私達の生活やビジネスに影響します。

コロナの問題がスタートしてから5回海外に出ていますが、2020年の成田空港は全ての店がクローズし、買えたものは自販機の水だけ。
滑走路は駐機している飛行機が少ないので、真っ暗。
ゲートに行くまで人一人会ことがなく、恐ろしさを感じました。
その時思ったのは、

「世界は止まっている」

エアラインは潰れてしまうんじゃないかと心配したことを覚えています。

ようやく世界との行き来が始まりました。
日本円が安いので、海外からは買い物を目当てに来る方も多いかと思いますが、それは一昔前に日本人の私達が他の国に買い物に出かけていた頃と真逆のことが起きているんですよね。

では、この先世界の経済はどうなっていくんでしょうか。
原油価格が上がれば、電気料金やモノの値段が上がる。考えれば、ネガティブ要因が溢れるように思い浮かびます。

私達に何ができるのか。
そういった生活の不安を解消するには、自分のビジネスを成り立たせることだと思います。
信頼できるビジネス仲間が出来ると、不安は生まれないのではとも思っています。
同業者はライバルだった時代は終わりました。
同業者は仲間。

節約をすればとか、将来の為に今我慢してお金を残しておけば、といった考え方は見事に覆された、円の安さ。円安で考えると、半年前に持っていた100万円の貯金は今65万円くらいに減ってしまった計算になります。

来月がどうなっているのかも、誰にも分らないような世界情勢。
ですから、お金の額を残すとか貯めるという考え方より、今できる事を考えて仕事をし、今生きることを考えるビジネスの方が時代に合っているのではないでしょうか。
世界の変化を変えることは難しくても、変化を受け入れ出来ることを仲間と考えながら自分のビジネスを考えていく方が現実的です。

スモールビジネスが強い時代

コロナが始まってすぐ海外に出た時、真っ暗な成田空港で心配になった「世界が止まっている」と恐ろしさを感じた時、

ふっと思ったのは、小さなビジネスならやりやすいかも知れない、ということでした。

エアラインのような大きな会社は何千人、何万人の社員とその家族を抱えています。となると、名案が浮かんでも、そうそうサッと身動きが取れない。

でも、個人起業家や小規模ビジネスなら、今思いついたことを、今すぐ始めることが出来る。
世の中の流れが速いなら、早い対応が武器になる。

そして、小さなビジネスをしっかりコツコツやっていくと、つまらないプライドを持つことよりも、横と繋がって、仲間になり仲間と一緒にビジネスを考えていく方が動きがより早くなる。
それは、自分が知らない事を、知っている人が仲間の中にいるからです。

小さなビジネスで自立する。そして仲間をつくる。
これが今強いのではないかと思うのです。

その道のスペシャリストであったとしても、知ってることの量はごくわずか。
知らない事の方が多いのです。

信頼できる仲間がいる場所に身を置いていると、一人では得られなかった量と質の高い情報が
入って来るようになります。

情報の量はインターネットが普及して以来膨大ですが、質はどうかというと、偽の情報も数多くあり、知らないで、低質の情報を信じて動いても時間の無駄になります。

これからは、チームが強い時代。
自分も全体のために知恵やスキルをシェアしながら、皆で良くなっていくという考え方が出来るかどうかだと思います。

残念ながら、未だに自分の事で精いっぱいだとか、誰かがやってくれる、お金を払えば誰かよい人に頼める、という依存した考え方の起業家も多くみられますが、そういった依存したビジネスの進め方で結果を出し充足感のある人生を送るのは難しいのではないでしょうか。

ならば、自分がコミュニティーを作ってしまうとか、既存のコミュニティーの中で積極的に活動してみるなどしていくと、自分の認知度も信頼度も上がりますから、どこかに所属している方は、その場所を活気ある場所にしていく努力をしていくと、良い仲間に出会い、自分のビジネスも自然と活性化されてくると思います。

GIVERが強い

GIVERとはどんな人でしょう。
戦術として「無料特典」というのが一般的になっていますが、無料特典を差し上げますの先にはバックエンドの商品を売るという手法で、これは全く合法の当たり前の戦術だと思います。無料特典が素晴らしいものであった場合は、バックエンドの商品を購入するケースもありますから、広告を使ってでも、その手法を使う人が多いのだと思います。

ですが、この手法はGIVEではありません。
GIVERと言われる人達は、本当のGIVEをしてる。
そしてGIVERは強い。

私がビジネスの学びでお世話になっている方に、これぞGIVERという方がいます。
1時間10万円でビジネスコンサルをし、Google本社主催のイベントでも登壇されていた方ですが、念願だった、ビジネスを一から学べる、皆で良くなっていくといったスタイルのスクールを全て無料で2022年スタートしました。

10個以上している彼のビジネスで得た知識やノウハウを全部伝えるほか、仲間の各方面のスペシャリストの人達から学べるスクールです。

それをやろうと思ったきっかけは

「日本の朝の満員電車で皆が下を向いて元気がないのが嫌だ。朝の満員電車に乗る人を元気
にしたい」

という思いからだそうです。

他のビジネスを成功させ、ライフワークとして私財をつぎ込んでする。

先日のキックオフイベントに参加してきたのですが、私の人生で、あれほどの感動はもう経験できないのではないかと思います。
知らない人が集まる200人全部の人にビジネスを通しての愛があった。
自分が良くなることで、全体を良くしたいという愛。

ディズニーランドに行くと、みんないい人になっちゃう、みたいな感じです。
200人全員がいい顔で、真剣にワークをし、仲間になっていた。

彼は言いました「皆がいたから出来た。一人では何もできなかった。ありがとうございました。」と。

これはとても極端な例ですが、昔のように、ヒーロー的な強い人のところに人が集まるのではなく、皆のために考える人の所に人が集まる。
そして、人は本物と偽物を見分けている。
それを現実に見せてもらった、キックオフイベントでした。

そこに集まる若い人たちは、その人の志に共感し、憧れ、同じように活動していく、皆のために働く事に喜びを感じていく人が増えていく。

ライフワークを教えるのではなくて、しっかり稼げるビジネスを教えてくれるのですから、次世代の人達も、しっかり稼いで、その上でGIVEすることを喜びにしていくのだと思います。
私達がビジネスをする上でも、TAKEでなくGIVEを意識した方が、人が集まるという事です。もう人は誤魔化されないのだと思います。
皆が本物を求めている。

GIVEだけしていたら、生活は成り立たないですから、TAKEしないビジネスを考えてはどうでしょう。

世の中にはTAKEするビジネスも沢山あります。
私自身も何度もTAKE商品を購入してしまった経験があります。当然、絶対にリピートしないですから、LTV(ライフタイムバリュー)で考えたら、とてももったいないビジネスのやり方だと思います。
スモールビジネスは信頼が鍵ですから。

そういうものを手にしてしまうと、良い感情は残らず、顧客にはならない。
ですから、TAKEせず、気持ちや気遣いでGIVEするなど、とにかくTAKEしないビジネスを意識すると、価格を決めるにも、サービスを考えるにも、GIVEがあるものを作れると思います。

自分のビジネスは小さいからとか、逆にそんな小さなビジネスは手本にならない、と考えてしまうのは軽率です。
自分のビジネスに参考になることは、巷に溢れています。

電車の中の広告や、駅や街のポスターを見て、

「なぜこの文字を黄色にしたんだろう」
「なぜこの写真にしたんだろう」
「文字のバランスは」
「このセンテンスは使える」

とか大会社のポスターや広告からも、自分のバナーやSNS投稿に活かせる情報が詰まっています。
暮らしの中の「なぜ?」が人が求めているものだったりしますし、「面倒だな」と思った時、どうなれば面倒じゃなくなるのかは、発明のヒントかも知れません。

変化が速い世の中ですから、そういった広告の感覚もどんどん変わる。
時間がないと言う口癖をやめて、未来を明るくするために、変化を受け入れて、ながらで学んでいき、大切なのはアウトプットする場を持つこと。
だから、情報を交換できる仲間が必要なんです。

皆さんはどう思われますか?
決して楽な時代ではないですが、この変化の後を良くしていくためには、今自分が出来ることで一日一日を楽しくしていくための仕事を考えてみてはどうでしょう。
起業を考えている方、又、いつか自分のやりたいことを仕事にしたいと考えている方は、是非前向きに学んだり、人と係わって欲しいと思います。
ビジネスは簡単ではないですが、生き甲斐を産むものです。
諦めないで進みましょう。

シェア
  • URLをコピーしました!
目次